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中国のとある地方の国道でよく人身事故が起きており、毎年少なくない人が死んでいるらしい。
また、その国道の近くには学校があるらしく、登下校中の事故も多い。
ところが、その地方の関係当局は大した対策も採っていない。
と、この様な内容を報道するテレビ番組を観た。
当局の対策がないだけでなく、映像を観て判断したのだが、日本ではよくある、例えば保護者や教師が通学路に立って見守る、の様な事は全く行われていない感じだった。
思えば、私が子供の頃には偉い人がいて、その人は私が中学生の時の担任のお父さんなのだが、毎朝通学路に立って、交通整理と挨拶をしていた。もちろんボランティアで、だ。
当時の担任の話によると、父親は夜の仕事をしており、朝から立つのは大変なので、もし立っていなくても理解して欲しい、という事だった。とは言え、私の知る限り、その人が立っていなかった日はない。
そして、今でも実家に帰ると立っているのを見かける。だからもう30年近くになるのではないか。長い間、自分の貴重な時間を犠牲にして地域に奉仕している。本当に頭が下がる思いだ。
ところで、恐らく日本全国津々浦々に同じ様な見返りのないボランティアをしている人がいるだろうから、話は飛躍するが、トヨタか何かがそういう人達にお金を出してもいいのではないかと思う。
中国でも、四川で大地震があった際には多くのボランティアや募金が投入された。だが、こういった泥臭い地道なボランティアをしようとする人はまだまだ少ない様だ。
私がそのお父さんの事を中国人に話すと、非常に驚き、「もし中国にそういう人がいれば報道されて、一躍有名人になるだろう」と言っていた。
我々日本人は、偉大な人達に守られて育ったんだな、と思う。
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