国慶節の連休は浙江省の千島湖に行きました。
実は初めて乗った寝台バスに揺られて数時間。まず以前住んでいた義烏へ。
ところで義烏、以前にも増して、アラブ人が増えていますね。
そして次の朝早く、現地ツアーに参加して千島湖に向かいます。
千島湖はその名が示す通り、1000以上の島がある湖です。
大きな湖ですが、何と人工の湖だとか。元々ダムとして作られたそうです。
綺麗で水質が良いので、飲料水にも適しています。中国のミネラルウォーターはここを水源にしている事も多いんですよ。
でも、多分サウザンアイランドドレッシングとは関係ないでしょう。
ラッキーな事に好天にも恵まれ、良い景色を眺める事が出来ました。

ただ、中国発展の御多分に漏れず、ここも観光地として開発が進んでいます。
観光客が多いだけでなく、お金持ち向けの別荘の建設ラッシュにも沸いていました。
義烏では前の会社の同僚にも会えましたし、ゆっくり出来た連休でした。
些かタイミングが遅れてしまったがこのネタを書こう。
唐駿をご存知だろうか?

日本とアメリカに留学し、マイクロソフトの幹部にまで上り詰めた中国人で、今はアメリカの国籍を取得している大金持ちの成功者だ。
また彼は「プリクラ(中国では大頭貼と呼ぶ)」と「カラオケ採点機」を発明したと言う。
私はその事を中国の雑誌で初めて知った。その後あるテレビ番組でもそう発言していた。
それが事実なら大した才能である。しかし、私は不思議に思っていた。
プリクラとはプリント倶楽部の略であり、元々アトラスのある若い社員が発明した物だったはず。女子高生の間で一大ブームとなったのは、私がまだ中学生だった頃か。
15年前に発明したとされるカラオケ採点機は不明瞭だったが、調べればすぐに分かる。日本では30年以上前から採点されているのだ。
自身の成功論をなぜこの様に表現するのか理解に苦しむ。
元々このネタは、唐氏が嘘を言っているのではないか?と疑問形で終わる予定だった。
しかし、タイミングが遅れたお陰で、その様な終わり方にはならない。
なぜならばそれは、私と同じ疑問が現在中国国内でも指摘されているからだ。
加えて、彼には学歴詐称の疑惑まで出ている。
これに対する唐氏の反応は、「一人を騙すのは簡単だ。しかし、全ての人を騙せるのは一つの成功の能力だ」らしい。
おいおい、騙せてないじゃん。
成功者って本当にこんな考え方で生きているんだろうか。呆れる他にない。
追記;
方舟子という人が彼の学歴詐称等を告発したのですが、この方舟子氏は敵も多く、恨みを買って殺されかけたそうです。
恐ろしい事ですね。