第2回 中国携帯電話2_怒濤の香港編_

中国で携帯電話、第2弾は大陸を飛び出し、香港へ出ます。

GSM方式の携帯電話は中国以外の国でも簡単に使うことができます。香港は中国の一部とはいえ、電話などのインフラは中国と別々に扱われているので、本当に他の国でも使えるのか、ということを調べてみるのに香港は都合がいいのです。

もしまだ携帯電話本体を買っていないのであれば、一般に香港で買った方が中国本土で買うよりも安く買えるようです。1で紹介したパナソニックのGD90という機種も香港では1050HK$で売られていました(当時中国本土では1400元)。通話料などは香港より中国本土の方が安いのでしょうが、本体は高いとは面白い話です。中国は携帯電話本体の関税が高いのであろうと容易にわかります。
しかしここで注意するのはやはり携帯電話を買う場所です。香港では携帯電話を売っているお店が大きく二種類に分別できます。一つは街の一等地で美人のおねーちゃんが客引きをしているような、新しくてきれいなお店(電気店も同じ)。もう一つは路地裏にあって、おやじが店番をしている汚いお店。前者はいわゆる契約方式を売っていてやっかいなので、このページでは取り上げません。当然その様な店には日本と同じように、ただの携帯電話やかなり値引きされた携帯電話もありますが、フラフラとついていかない方がいいことは言うまでもありません。我々が行くべき店は後者のおやじが店番する汚い店なのです。携帯電話や香港のプリペイド式SIMカードを買う際は、路地裏を中心に、その汚い店を探しましょう。前者の契約式のお店には、プリペイド式SIMカードは売っていないようです。
香港には中国本土の神州行のように買うならこれ!というプリペイド式SIMカードはありません。何社かのプリペイド式SIMカードがありますが、このページではスマートトーン(数碼通)という会社のプリペイド式SIMカードにしました。スマートトーンのSIMカードと通話カード神州行などの中国本土のプリペイド式SIMカードには国際漫遊と呼ばれる国際的なローミングサービスがありません。これはどういったサービスかと言うと、GSM方式のほとんどの国(地域)であれば、SIMカードを入れ替えることなくそのまま携帯電話を使うことができるというものです。つまりその国のSIMカードを買わなくても、そのままの電話番号のまま電話を受けたりできる、ということです。プリペイド式でない普通の契約式の場合なら中国本土でもこの国際ローミングサービス使うことも出来るようですが、神州行は駄目で中国本土でしか使えません。しかし香港のSIMカードは高いだけあって、プリペイド式のSIMカードにもこの国際漫遊と呼ばれる国際ローミングサービスを始めから使えるのです。ですから香港には二種類のプリペイド式SIMカードがあると言えるでしょう。香港内のみのものと香港やマカオ、中国国内、その他の国で使えるものの二種類です。当然後者の方が高くなります(香港内のみ200HK$、国際式300HK$)。ですが国際式SIMカードには300HK$分の通話料金が含まれていますから、それほど高いとも言えないかもしれません。スマートトーンの場合、買ったままだと180日有効のようです。通話カード(増値券)もそこらで売っています。現在の残っている通話料を調べたり、又通話カードを追加したりするためのスマートトーンの電話番号は、1772288です。国際電話をかけるには一般に頭に001をつけ、国番号(日本にかける場合;00181)、そして頭の0をとった市外局番、電話番号になります。

さて、スマートトーンのプリペイド式国際漫遊SIMカードを入れた携帯電話は、当然中国本土などの他の国でも使うことができるでしょう。しかしこれはローミングサービスですから、スマートトーンを使っているわけではなく、中国本土などの電話会社を使っている形になります。しかし、電話は香港内と同じ番号で受けることができます。つまり香港に電話をかける人がいる場合、電話を持った人が中国本土にいるからといって国際電話をかける必要はありません。ところが中国本土からかける場合はやはり国際電話になります。電話を持っている人が中国本土にいても香港に電話をするということになるのですから。
しばらく前に、織田雄二が出る携帯電話会社のテレビコマーシャルで外人が、ホンコンデモツカエルノ〜?!、と驚いてみせていましたが、海外では世界中で使える携帯電話というのがとっくの昔に常識になっていたわけです。しかし日本では規格が違うので使えないのです。日本の携帯を香港で使うには結局別の契約がいる、と聞いたことがあります。全く話になりません。

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