女が男の友だちになる順序は決まっている。まずはじめが親友、それから恋人、そして最後にやっとただの友だちになる。　＝アントン・チェーホフ＝

仕事が速い男

自分で言うのも何ですが、私は仕事が速い方だと思います。
通信や機器が発展した現代社会の仕事は、それらを使いこなす必要がありますが、それなりの知識も経験もあるのでどうすれば効率的にゴールに辿り着くか常に考えながら動いています。元々そういう事が好きな性分です。ただ、ある程度の権限がないとどうしようもないのですが。
一方、作業については、考える事をなるべく少なくして、ゴールに向かってひたすらスピードを上げなければ駄目です。これも割に自信があります。自分の動き自体も速いですし、便利であれば使える道具は何でも使い、効率化には余念がありません。
好奇心旺盛で、新しい事にも積極的に取り組んで来たし、三現主義を貫き、例え遠方でも直ぐに足を運んで物事の処理に当たって来たからでしょう。
そしてここ数年は人を使うのも結構慣れて来たと思います。どうすれば人が動くか、情に訴えて頼む事もあれば、理屈を説いてやらせる事もあります。双方の利益や損失について話したり、兎に角相手の事も考えつつ、自分の方もなるべく損しない様、なるべくならウィンウィンに、と思いながら働きかけています。
そんな私が最も力を発揮するのは、トラブル時です。トラブル解決というゴールが見えたら後は猪突猛進。ひたすら足掻き、考え、実行するモードに入ります。周りも遠慮なく巻き込みます。
しかし、私の苦手な事、それは自分一人だと途端に何もしない奴になる事です。誰かが適度にプレッシャーをかけてくれないと何も動けません。
自分でゼロから考え、一歩踏み出せる人は本当に凄いと思います。

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